こんにちは、3歳から中学生の3児の母、整理収納アドバイザー認定講師の長野ゆかです。

片付けのメリットを知らないと、片づけが嫌いになるのは子ども同じ

こども自身が片づけ力をつけるために、重要な要素として「片づけのメリットを子どもが知る」ということが上げられると考えています。「片づけなさい → 怒られる → いやなもの」だと、片づけにマイナスイメージしかなく、やる気が起こるわけがない。だからこそ「片づけたら、こんないいことあるんだ」と知っていれば、やる気が起こる(大人も一緒)
じゃあ、どんないいことがあるか。ざっと50から60はあげられるのですが、そのうちの1つを、うちの娘の事例と一緒にご紹介します。

何かを使えるのは、「前の自分が片づけた」から

「すぐ『使える』のは、あなたが、 お片づけ『した』から」
「すぐ『使えない』のは、あなたが、お片づけ『しなかった』から」(※ここでは、「片づける=元の場所に戻す」と言葉を定義)

当たり前ですけど、こんな原則に子どもは気が付きません。
さらに「使ったらもとに戻すのは、当たり前」では「お片づけしよう」と思えません。
これで片づけるならそれなら、大人も片づけできるはず。

だから「戻していた」ことに対するメリットを受けたときに、しっかり教えてあげると良いです。
具体的には、次、我が家の事例でご紹介します。

3歳1か月、戻していたことに対するメリット「お片づけしたら、ある」を理解!

6月のある日、突然
「おっけっけ(お片づけ)したから!!はちゃみ(はさみ)あったよ、ほら!!」
と、はさみのある場所を指さし、猛アピールしてきました。

思わず私が「そこまでアピらなくても」と笑ってしまうくらいの、必死ぶり。
次女が「ここにはさみがあるのは、当たり前じゃない」「戻したから、ここにはさみがあった!」を感じてくれたということ。これが「戻していたことに対するメリットを受けた」ということです。

<我が家の、声のかけ方事例>

我が家は、次女に、次女専用のこどもはさみを、準備し置き場所を決めています。
なので、以下のような反応が起こります。

<はさみがない×とき>

「あー。はちゃみ(はさみ)ないねー」と次女が私に言ってきます。

「どこに置いた?お片づけした?」
「あ、お片づけしなかったから、ないんじゃない?ざんねーん」
「お片づけしたら、あったのにねー」

と返事をします。

<はさみがある〇とき>

はさみを使っているのを、見かけたときには

「あ!はさみ使ってる!お片づけしてたから、はさみあったねー!すごいねー」
「お片づけしてよかったねー」

と伝えます。→鼻の穴膨らませて得意顔の次女。こんな日常でした。

ちなみに本人がはさみを、自分の場所に戻していないときは、次女が届かない、大人のはさみ置き場に、私が管理していました。
そして、色鉛筆・のり・本・ぬりえ・おもちゃ・髪の毛のゴム…すべて「ある・ない・おかたづけ」には、こんな風に、声をかけています。

今やボールも本も、自分のパジャマ下着すら「おけっけ」を一生懸命に。使うときは「おけっけしたからあったよー」と。遊びの延長でお片づけ楽しんでいます。

年齢的には2歳半ごろからがベター。でも、中高生も大人も同じ。

2歳半ごろ、はさみの管理が次女になってから、ずっと伝えてきました。
わかっている?ないよねー?っという雰囲気で、同じ会話を繰り返し、やっと3歳で響いたことを確信。受講生のお子さんを見ていても3歳、幼稚園行く前くらいで、やっぱりこの年の子どもから、教えることをスタートするのがよさそうだなと感じています。
あと「はさみ危ない!」っていうお子さんの場合は、もちろんシールとか、違うおもちゃで管理をスタートしてくださいね。

もちろん幼稚園、小学生にも伝えてください。大人にも講座で伝えていますから(ただし、すぐ使える→1日何分のメリット…という具合に、具体的な説明が必要になってきます。)

注意点は、シンプルな仕組みづくりが大事

早速わが子にも!と思われたお母さん。これを、子どもたちにさせようとした場合
「いつも同じ場所/お子さんが無理なく戻せる場所」を確保することが事前準備として必須です。

いつも、使うものが違う・しまう場所が違う・ほかの人が使う、となってしまうと、
「自分が置いたらそのまま」という大前提が崩れてしまうからです。
お子さんが小さいほどに、シンプルな仕組みづくりが大事。そこはしっかり教えるための準備を、してあげてくださいね。