3か月間のホームファイリング上級を振り返ってのご感想 (16~20期生)

 ホームファイリング®上級コースを修了生、感想のご紹介

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146、山形県 五十嵐真理子さん

2年前の2023年に長野先生からオフィスファイリング(初級・中級・上級)を学び、勤務先の職場において、自分の書類をすべてフォルダで管理することからスタートしました。

書類の探しやすさ、持ち運び時の便利さ、PC内のフォルダとリンクできることでの管理のしやすさを実感し、徐々に同僚に広め、退職するまでの2年間において課内の書類約7割をフォルダにすることができました。同僚も「素晴らしいファイリングシステムだ。もう元には戻れない」と話していました。

フリーで働き始める前に、ホームファイリング上級を受講しました。自己流で自信が持てなかったフォルダの分類や名称についてとことん考え抜いたものに対し、先生方から評価をいただくことでさらに考えが深まり、完成した我が家の管理表を家族で共有し、称賛され、自信を持って他者のサポートができるスタートラインに立つことができました。多くの整理収納アドバイザーに受講をお薦めします。

147、大阪府 岡本なおこさん

【受講前の状態】
自己流でバーチカルファイリングを行うも、モノ同様取り出しやすくするのみで、中身の精査の必要性にすら気づいていなかった。

【受講後の気づき・学び】
①「書類はただ取り出しやすくするモノではなく、情報・資産である」事を認識。
・保険が5年後に切れる・中身を把握していない通帳がある・納税控は仕事上必要・玄関の鍵を変えたが、マンションに預けている鍵は古い方のまま・それぞれの契約の引落先はどこからだったかしっかり覚えていないなど、今回精査した事でおおごとになる前に気づけた。
②個別フォルダのタイトルを充実させる事で、考える事なく必要なフォルダをすぐ見つける事ができる。
・自己流では、個別フォルダのタイトルが不透明でタイトルでまず「ここかな?」と考え、開けても中身を探す状態だった。
③管理表を家族と共有できるので、誰に万が一の事が起こっても書類探しに困らない。タイトルは、子供でもイメージがつく表現にこだわった。
④「とりあえず・何となく」などの問題の先送りをしなくなった。
・先生方とやりとりをさせてもらう中で、「とりあえず・念のため」などの思考は、具体的に「何のためなのか」掘り下げて質問して頂けるので、それについて考えるという事が自然と身に付いた。

【今後の課題】
今回は自分の家の書類だけでしたが、私の知らない書類の種類は沢山あると思います。個別性に合ったサポートができるためにも、経験を積んで、ホームファイリング®を導入して良かったと思って頂けるようスキルアップしていきたいです。

 

148、静岡県 室伏ゆきこさん

整理収納サポートに伺うと、多くのお客様から「モノは片づけたいけれど…書類がね…」と悩みを打ち明けられます。でも、以前の私は自信をもって答えられませんでした。というのも、わが家の書類は自己流管理。あちこちに点在していて、その数なんと18か所!収納用品でそれなりに整えても、必要なときは家族から「どこ?」と聞かれ、そのたびに私の頭はフル回転…もうパンク寸前でした。さらに家庭用と個人事業用の書類はとにかく量が多く、「念のため」と取っておいた紙類も山ほど。見直してみたら、カタログや冊子も含め約15kgも減らせました。1枚ずつ「この書類がなかったらどうする?」と考えながら手放していく作業は、正直きつかったです…。でもやはり整理は土台作り。ここをしっかりやることが大事なんだと実感しました。特にファイル管理表作成では、先生からの丁寧なフィードバックのおかげで、多くの学びを得ることができました。この2か月間、単身赴任中の夫とも帰宅するたびに書類について話し合い、相談を重ねて…

ついにわが家オリジナルのホームファイリング®が完成!そして先日、夫が「ホームファイリング®で管理してほしい」と、書類の一部を持ち帰ってきました。これ、実は早い方らしくて(笑)きっと、私がいないときに書類を難なく取り出して戻せた経験から「これなら安心して任せられる」と思ってくれたのだと思います。紙を減らしたことで、収納スペースはもちろん、私の頭の中にも余白ができました。

以前は自信がなくて答えられなかった書類整理のことも、今ではしっかりお話しできます。やっとスタートラインに立てた気がします。ホームファイリング®は、私に安心と自信をくれて、家族にも「任せられる安心感」を届けてくれました!

【再受講】4-1、奈良県 川上伸子さん

私がホームファイリング®上級受講したのが、2018年…それから7年の間に■自身の転職子供の成長(小中学生→社会人と学生二人に)■独居の義母が他界し実家の書類増加自身と夫の趣味の多様化という変化がうまれていました。

再受講は以前から考えてはいて、今年度から働き方を変えて時間ができたのと、ゆか先生からのお声がけあって、16期募集のタイミングが重なり、スタートきることができました。正直、再受講ということで「書類整理し直して、修正していく作業を繰り返せばスムーズに終わるかな…?」と考えてたら、そうはいきませんでした。
■フォルダ化しない書類の情報がぬけているフォルダ内の書類の適正量が守れてない(分厚すぎてppフォルダが変形してる)フォルダタイトルにNGワード(○○書類)あり

さらに管理表作成が最難関でした、堀内先生にフィードバックしていただき修正繰り返し、合格いただいた時は嬉しかったです。7年たち、上級講座がバージョンアップしていることもそうでしたし、何より、同期受講生の皆さんと疑問点を共有でき、先生方のご提案も×人数分得ることができ、一人でなく皆で吸収し学べていることを実感できました。今回、夫婦それぞれの趣味のフォルダがまとめられたのが嬉しい限りです。いつまでもながめていられます。今後、私達の力でホームファイリング®が書類の居場所に困っている全家庭に広がれば良いな、と思います。

149、大阪府 平賀 たこさん

転勤族でここ数年は引っ越しのスパンが短く、いつまでも持ち物の定位置が定まらず、家の中をずっと片付けているという生活が続いていました。したいことができない、したいことって何だったっけ、と思うような日々でした。そんな時に以前から興味があった、長谷川つぐみ先生の整理収納アドバイザー講座を受講し、そこで先生からホームファイリング🄬のお話を聞き興味を持ちました。ちょうど義父の介護の手続きから死去後の相続の手続きを終えたところで、書類整理大切さを強く感じたところでもありました。この機会に書類を全て見直そうと覚悟を決め、上級レッスンに申し込みました。

書類整理の期間は本当に大変でした。しかし書類を手放すことで、その書類を見てその書類に関わるマイナスの感情も思い出すこともなくなると思うと気分がスッキリしました。最終的に48kgの紙類を処分しました!先生方からいただく励ましのお言葉、ご一緒にレッスンを受講している皆さんの書き込みや、見てるよというスタンプが、しんどい時の何よりの支えになりました。

また、先生方からいただくコメントが、多くのご経験からこのような方法もあるよ、こんな考えだね、と気付きをいただいたり自分の考えに無かったことをたくさんお教えいただきました。そして必要な書類だけを残したことで、自分が厳選した使うものだけがあるという特別感があり、書類が生き生きし、使いたくなる、触りたくなる書類たちになりました。使いたい書類が返事をするのです。ここです!と。書類も居心地が良くなったのではないかと思います。

そして、私も書類を大切にしっかり活かしたいと思うようになりました。ちょうど上級レッスン中に整理収納アドバイザー1級の2次試験も重なり、ホームファイリングでは私がファシリテイトしていただく立場を体感することができました。書類整理前の乱雑な状態を開示する不安と勇気、まさに習ったばかりのクライアント様の気持ちです!そして、2次試験の実家の実作業をした際に母が感想で言っていたコメントが、まさに私の気持ちと同じになりました。
スッキリしたのが嬉しくて何度も見に行っちゃう!使っていてウキウキする!そして、誰かに勧めたくなる、その気持ちです!

ホームファイリング🄬で情報を目的別に分類することで、情報をどう持ちたいか、使いたいか、そして今後自分は何を残し、何がしたいのかを考えるきっかけになりました。ただの書類整理ではない、未来を考える機会になりました!

150、岡山県 かみねつみかさん

初級・中級セミナーを受講した時に感じた「ホームファイリング🄬ってワクワクする」という魅力に惹かれ、上級セミナーを受けることにしました。私自身は所有する書類の数が少なく、処分するものは僅かだろうと考えていましたが、「所有する意味」を考えながら一つずつ向き合ってみると手放す書類の量に驚きました。管理表の作成、タイトルや分類にこんなにも苦労するのかと頭を悩ませた日々。先生の修正案やアドバイスのおかげで、「これだ!」と思えるタイトルができあがり、完成した時には「やったぞー」ともう全作業をやりきったかのような達成感。先生の手厚いサポートのおかげでやり遂げることができ、知識を深めることができました。

ラベル作りは、色・字体・サイズのアレンジができてワクワクMAX。手順マニュアルが分かり易く、そして同期生の投稿や質問・回答が勉強になり、仲間と学ぶ良さを実感しながら作業ができました。今回は軽さを重視して用品選びをしましたが、おすすめしてもらったBOXやプレートも今後使用してみたいです。

作業を終え「やっぱりホームファイリング🄬は実用性とワクワクを兼ね備えている」
パッと出せて、簡単に元に戻せる。書類を探すことに時間を費やさず、時間の有効活用と心のゆとりが持てる。用品の種類も豊富で、素材や色を変えることで使用する人の好みに創りあげることができ、リフィルの活用やアイデア次第で可能性が広がります。この良さを多くの方に伝えていき、一緒に「ワクワクの体験」をしていきたいです。

151、奈良県 林友希さん

整理収納アドバイザーとして活動始めるにあたり、先輩方に質問したことがあります。
作業する中で最も大変な「物」は何ですか?と。それは「洋服」と「書類」だと伺いました。その時はそうなのか〜。といった感想でしたが、その後現場での経験を重ねるにつれ、圧倒的に占める量からも理由を実感しています。洋服はノウハウも広く情報に触れる機会がありますが、書類については自己流では通じない限界を感じました。というか、さっぱり想像が付かなかったのです笑

早速初級から開始し、タイミングよく上級まで受講の流れはスムーズでしたが、ここへ来て学びを中断してしまいました。上級は3ヶ月の期間が設けられていますが、プライベートで10年一緒に暮らしたペットを立て続けに看取ることに。なかなかモチベーションが上がらず着手できなかったのですが、講師の先生方に温かくお声がけ頂き、残りの3週間で何とか仕上げることが出来ました。もちろん、ヒーヒー言いながらです笑

これから受講しようとお考えのみなさんへ。わたしのようにポンコツでも、とても丁寧にサポート頂けるので心配はいりません。振り返ると、講師陣の経験値の高さや情報量の多さから、もっとハウツーを聞き取りしたかったなぁ〜と悔やまれます。賢者のみなさんは、期間中を無駄にせず多くを吸収して下さい。少し自信ないなぁとお考えの方へ。必ず達成出来ます!ポンコツにも救いの手を差し伸べてくださる場所はここですよ〜。

152、徳島県 小野寺いづみさん

■受講目的今回、「職場の書類ファイリングに活かしたい!」という思いを軸に、上級を受講させていただきました。私の受講背景としては、3つあります。
①職場の書類で悩んだ経験があったこと。②去年第1子育休中にHF個別サポートを受講させていただき、職場復帰後に仕事でも周りに相談しつつファイリングを実践。さらにこの4月からファイリングを扱える担当業務になったため、自宅のHFメンテナンス及び職場で活かすための学び直しをしたいと思ったこと。③書類管理に携わるプロの間でファイリングに関する情報をもっと得たい・知りたいと思ったこと。です。

■結果当初立てた目標のうち、約7割を達成することができました。なぜ達成度が7割なのかというと、今の私のワークライフスタイルに対し、目標を高く設定しすぎたところがあったためです。(時短勤務、2歳児育児、第2子妊娠)また、想定外の体調トラブルが続き、作業スケジュールが後半に集中したため、先生方には大変ご迷惑をおかけしました。その結果、上手くスケジュールが進まないことも含めて、やはり時間がない人ほど書類を整えておくべきだという結論に行き着きました。私自身、育児で普通でない日々が普通になってしまったからこそ、日々の書類が整っているという安心感は何事にも代えがたいと思っています。

■上級を受講してよかったこと(3点)①前年度HFのメンテナンスと学びの復習ができた。②タイトル付けに自信がついた。③やっぱりファイリングが好きだ~!と再実感できた。(特に管理表作成)

■どんな人にHF上級受講をオススメしたいか?一言で言えば、書類に対する問題意識・関心が高い人です。具体的には、
・整理収納アドバイザーを主な仕事にしている(もしくは、していきたい)人・書類整理について自分で何か実践したが、壁にぶつかった人・書類整理について知りたい人(中でも、好き、もしくは、わりと得意かもと思っている人)・時間にある程度ゆとりがある人です。逆に、書類整理が苦手な人や時間のない人(仕事が激務、引っ越し前、3歳未満の育児中等)は、最初の学びは別の形から入る方がやりやすいかもしれません。

■最後にHF上級をやりきる過程を通して、職場のファイリングにもそのスキルを応用できると思います。中でも今回、書類タイトルを一言で表す要約力が磨かれたな、と強く感じます。今後、自信を持って職場のファイリングにも再び活かしたいです。

【再受講】59-2、埼玉県 小林美香さん

パソコンの中でデータや写真が見つけにくくなり、そろそろデジタルの整理をしなきゃなぁと思い始めたのが2年ほど前。
結局、2年間何もできずで、強制的に時間を作る必要性を感じて再々受講を申し込みました。
ファイル管理表の修正 → デジタル整理になるので、受講期間(3ヶ月)のうち半分はデジタルに当てるつもりでした。が、管理表の修正途中で、どうもしっくりこなくなり。でも、その理由がはっきり分からないまま、作業を続けていました。ふとカレンダーを見たら、デジタル整理に進めないまま、受講期間の2ヶ月目に突入。焦りはしましたが、ちゃんと落とし込まないと意味がないので、あえてじっくり自分と向き合うことに。何がしっくりこないのか? 自分は何をどうしたいのか?

そして見えてきたのは、「今までと同じ『意味別』で分けていいのか」という疑問でした。実はこの半年で、義父と義母を続けて看取りました。そして相続手続きが終わるタイミングで、その人に紐付く書類がごっそりなくなることに気づきました。義父母は別居だったため、私が相続用に作った書類ボックスは、自動的に『人別』になっていました。我が家の場合、今までと同じ意味別で分けて、もし同居中の母や旦那が先に他界したらどうなる?個別フォルダー単位で、人別にしておいた方がよくない?これが、ずっとしっくりこなかった理由でした。ならば、いっそのこと人別に作り変えてしまえ!と、管理表に着手してから組み替えに踏み切りました。これがもう、想像以上に大変で(笑)意味別の分け方に慣れていたので、自分の思考の切り替えからでした。

デジタルに着手できたのは3ヶ月目。ぐっちゃりしているパソコンの中を整理しつつ、管理表と統合させていく作業は、頭がパンパンになりました。それでも、頭の中の交通整理が進むと、どこにこのデータがあったら最短で探しにいけるか、が分かってきました。今私が感じていることは、お客様に体感していただく部分なんだな、と思いました。このタイミングで人別への組み替えをやりきれたこと、点在していたデータがまとめられたことに、心から安堵しています。近々、母の在宅介護の準備に入ります。役所での手続き中でも、データがすぐに見られます。生前整理を視野に整えた書類+データは、これから大活躍すること間違いなし! 最強の助っ人です♪

153、兵庫県 おおたますみさん

私に“もしも”があったとき、私の家族は困ることなく、日常生活を送ることができるのだろうか?・・・ホームファイリング®初級と中級を受講したときに、強い衝撃を覚えました。我が家は、母である私に何かあったならば・・・間違いなく困り果ててしまうだろうな・・・という姿が思い浮かび、中級受講後すぐに、自宅の書類を一カ所に集め、必要最低限のものだけにしました。しかし、何かがピンとこず、モヤモヤを抱えていました。一カ所に書類を固めているし、“まあ、何かあったら、この棚を見てください”という気持ちはもてていたのですが、すっきりしない・・ホームファイリング🄬の肝である管理表がないからだ!と思い、上級を受講しました。

上級レッスンの始めは、整理からスタート。けれども、我が家の書類は、一向に減らない・・・もどかしくて、なんでなの?どうすれば??という疑問がたくさんでした。書類は、他のモノと違って、ものすごく嵩張るものではありません。しかし、紙切れ一枚に重要な情報が詰まっていることも多く、一枚ずつ吟味しなければならない。まさに各家庭の「資産」であり、自分や家族にとって大切なモノは何かを明らかにしていく。その作業を一人でするのではなく、先生方や仲間に質問しながら進めることができたことは、とてもありがたいことでした。私は、管理表作成の時間がとても楽しく、よりよくするためには?を考える時間にずっとワクワクしていました。ズボラな夫と幼い息子たちに分かりやすいように!を念頭に置いて作業していたため、無駄をそぎ落としまくり、よりシンプルで分かりやすい我が家の管理表を実現することができました。

上級を受講して、ホームファイリング🄬は、ただの書類整理ではないということを、早く自分の口でたくさんの方に伝えたい!という気持ちが高まりました。我が家の書類が“すっきり”したからです。“すっきり”という言葉は、人それぞれのニュアンスがあると思うのですが・・・我が家にとってのホームファイリング🄬は、家族みんなが資産管理できる形を作り上げ、誰か一人に頼るのではありません。できるだけ遭遇したくはありませんが、“もしも”が起こったときに、慌てず対応できるのではないかという安心感を得ることができ、大きな学びとなりました。