講師へのお礼メールの書き方、文面&事例解説
講師へのお礼のメールって難しい?
一般社団法人日本ビジネスメール協会認定講師、オフィスミカサの長野です。
外部講師へのお礼メールの文例を探して、私のサイトへたどり着いてくださっている方に向けて、書き方のコツ・ポイントを書きます。
大学の先生と生徒の関係、顔見知りの先生に送る方(親しい間柄)だと、内容が変わってきますので、お気をつけくださいね。
書き方のコツ・ポイント
●●先生 (1、宛名/先生でも様でもOK)
お世話になっております。 (2、あいさつ)
●●小学校PTA(代表の)田中です。 (3、名乗り)先日はありがとうございました。※1・2 (4要旨)
貴重なお話をお伺いし、とても参考になりました。※3(5、詳細)今後とも、どうぞよろしくお願いします。※4 (6、締めの挨拶)
名前・住所・メールアドレス・電話番号等 (7、署名)
※1、昨日(先日・本日)はありがとうございました等 も可
※2、セミナ―を開催いただき/〇〇までお越しくださり/ 等、お礼を伝えたい概要を入れてもOK
※3、貴重なお話をお伺いし、とても参考になりました ← ビジネスメールでお礼を送るならこれでOK
しっかりお礼を伝えたいなら、どんな風によかったのか・感謝しているのかを表現する。2から3行で十分です。
<※3詳細の具体文の例>
※講座の中ででてきた●●の事例は、我が家にも当てはまることであり、早速子どもに伝えたところ…云々
※周囲の評判も非常によく、受講者のある感想には…云々
※事前のこちらの〇〇という依頼に答える内容で、△△のお話を導入くださり…云々
※準備の段階から、とても丁寧にご対応いただき…云々 等
※4、「引き続きよろしくお願いします。」←別講座を頼んでいたり、この後まだ何か講師から返信を待つ場合
「またお願いをさせていただくかもしれません。そのときはどうぞよろしくお願いします。」←次の何かのタイミングで依頼する・お世話になるかもと思うときは、このような文面にしておくと、次回急でも連絡しやすいです。
上記程度のメールで十分
PTA関係の方なら、これくらいで十分。仕事で外部講師を依頼してもこれで十分。文面も無難かつ丁寧。読みやすいし。
私も、先生にお礼を送るときのメールの文面はこの程度ですし、自分が頂戴するときも、こんな感じだと1つの仕事がきちんと終わった、という感じがします。
お礼の気持ちをしっかり伝えたいなら
お礼の気持ちを、しっかりと伝えたいなら(※3)の表現次第です。具体的に、どう変わったのか・どんな風に感謝をしているのか。そのセミナーを受講した人・その場にいた人にしかわからない気持ちを表現することで、気持ちは伝わります。
私がいただいたPTAの役員さんからのお礼のメールで、すごく覚えているのは
「返信が早いので、役員のスケジュールを抑えやすく、準備がしやすかった」
「LINEでやり取りが楽。正直これが一番助かりました」
「他の先生と正直迷ったけれど、長野先生に依頼してよかったねと、みんなで話していました」
お会いする前ならいいにくいような正直なお気持ちや、その場ならではの表現だからこそ、私の印象に強く残っているのかなと思います。そして、嬉しいから覚えている、というのももちろんあります。自分の気持ちを具体的に伝えるように考えてみてください。
ちなみに
私はビジネスメールの講師でもあるので、問い合わせのメールを送りにくい方もいらっしゃるだろうなぁと思います。(人のメールをそんなにチェックしていないんですが)ただ、余計な気を使ってもらいたくないので、PTA役員さんにはLINE@のご登録をお願いして「ありがとうございました!スタンプ!」と、やりとりさせていただいています。
もし、私にメール送ろうとしてこのページ見てくださっているなら、LINE@ご登録いただき、お気軽にスタンプ混じりでメッセージくださいね~。お気遣い無用です!
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